常識を疑う癖をつける!!(シニア投資編その1)
昔、スポーツ時に水を飲むなと、指導者に教えられました。
でも、現代では、練習を止めてまで、水を飲ませます。
科学的な見地から、運動時には水分補給をしないと、
運動能力が発揮されず、疲労も早く起こることが、
判ったからです。
常識とは、今までの先人が行ってきた経験や教訓から
きているものが多く、時代が変化してきた現代では、
通用しなくなってきたものも多く存在します。
では、なぜ、通用しなくなった常識が
今でも存在するのしょうか?
その理由は、その常識に沿って飯を食っている人達が
多くいるからです。
例えば、
株式投資は長期投資が王道。
10年先の大きくなる資産を目指しましょう♪とか、
株式投資は長期投資がもっともよい。
こんな言葉を証券業界から聞こえてきたり、
投資雑誌などから見たりします。
でも、これって本当でしょうか?
ここ10年間を見てみても株価は上昇したとはいいがたく、
アベノミクス以前は低迷していて、やっと10年前の水準に
戻ってきたのです。
また、ここ10年間はリーマンショックのような世界を巻き込む
問題も多発しています。
今後もショックがいつくるのか予想もつきません。
つまり、株式投資で長期の予測を立てるのは、
ギャンブルに近いのではと考えます。
もう一つ、長期投資には弊害があります。
ショックのような突然のできごとが起きると対応が難しいことです。
長年かけた利益が全部吹っ飛び、持っている株を全部損切りして、
損を確定させるのか‥それができない人は、塩漬けにして
身動きが取れなくなります。
このように、株式投資での長期投資はいつ儲かるかわからなくて、
難しいと断言できます。
もし、長期投資で成果を得ようと考えるなら徹底した分析が必要に
なってくることでしょう。
常識を疑え!!株式の長期投資は投資の王道ではありません。
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