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あなたが信じている株式投資の概念で勝てるかどうかは決まる!!その2

 2018/06/02 個人投資家の教科書
この記事は約 4 分で読めます。 696 Views

その1では、株式投資では普遍的な概念を
もつことが

重要であると、お伝えしましたが‥

その概念、何も一つには限りません。

複数の概念を持っても良いのです。

逆に、複数の普遍的な概念を持たないと、
勝つ株式投資を

構築することは、
難しくなるともいえます。

それはどういったものがあるかといえば、

例えばこんな概念!!

『株式投資は得失点ゲームである』

この概念は投資の格言でよく出てくる、

負けは小さく、勝ちは大きく

損切りは早く、
利益確定は遅くなどにも

共通するものです。

この概念もとても単純で、
必ず負けることもある株式投資で

勝ちきるには、

負けた金額より、勝った金額が上回れば

よいだけといっています。

とても当たり前のことですが‥

以外にも、
この概念を持ちきれる人は多くはいません。

なぜなら…多くの人は勝率にこだわるからです。

連敗して資金を大きく飛ばしたらどうするの?

本当に勝てるチャンスがくるのか判らない?

などの理由で、

この概念を信頼することが
できない人が多いのです。

だから勝率にこだわったり、早めの利食いをしたり、

概念と違う道を選んでしまいがちです。

でもこの概念

『株式投資は得失点ゲームである』は、

必ず負けることがある株式投資において、

勝つためには、普遍的なもののはずです。

であるなら、少し考え方の順番を
変えてみると

府に落ちるかも。

まずは、下のような公式を考えましょう。

負け金額<勝ち金額=勝つ株式投資

そして、こうなるにはどうすればよいのか?を

考えます。

負け金額より勝ち金額を大きくするには、

まず、負けの金額をある程度ハッキリさせる
ことが

重要になります。

つまり、損失を限定させることです。

例えば、1回のトレードでの損失を投資金額の

1%に抑えるなどです。

次に考えることは、勝ち金額を負け金額より

多くするにはどうしたら良いのかになります。

例えば、1回のトレードで2%以上勝つには、

どうするかです。

そして、ここが肝心なところ!!

損失を限定させているので、集中するのは

利益確定する方法になります。

では、利益確定する方法について
考えてみましょう。

利益確定の方法は大きく分けると、
二つあります。

それは、収益を伸ばしながらの利益確定と、

収益を市場に戻さない利益確定に分かれます。

収益を伸ばしながらの利益確定は、

利益が伸びている間は、その勢いが
止まるまで

利益確定せず、

その勢いが止まった段階で

手仕舞いを
することです。

また、収益を市場に戻さない利益確定は、

収益が出だしたけれど、予定した利益までは

まだ届かず、

それでいて勢いはないので、

利益確定をして
収益を確保することです。

さらに、この二つの利益確定の方法は、

複合的に使うことも、相場によっては

出てきます。

何を伝えたいかというと!!

損失を限定させた場合、利益を得るためには

利益確定をする方法を構築することが最も
重要と

いうことです。

その為には幾つかの状況を想定して、

その場面場面にあった利益確定のルールを

作っておく必要があります。

それができれば、収益が損失を
上回っていきます。

『株式投資は得失点ゲームである』の概念のキモは、

利益確定のルールを幾つも用意しておくこと。

そして、利益確定に集中することに、

繋がっていきます。

『株式投資は得失点ゲームである』

だから!!利益確定に集中する。

今日も最後までお読みいただき、

ありがとうございました。

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ライター紹介 ライター一覧

池田 昌弘

池田 昌弘

愛知県名古屋市出身

2000年にベストセラーになったロバート・キヨサキ著『金持ち父さん・貧乏父さん』を読み、ファイナンシャルリテラシーを高めることが人生において大切なことを痛感し、お金の勉強会に参加する。

そして2007年、お金の勉強会から得た知識やノウハウを、多くの人に伝えるために、お金の勉強会のメンバーと共に、投資助言の会社を設立。

世界情勢が変化する中、『安定投資の基本はアセットアロケーションにあり』を掲げ、従来のアセットアロケーションにさらに、ポジションサイジングやマネーポジションという、資産運用で収益を高めるのに有効でリスクを極力抑える手法を提唱。

現在は、比較的資金に余裕がある顧客には、顧客の要望にマッチしたオーダーメイドのアセットアロケーションを提案、さらに相場変化によるアセットの見直し情報や、リバランスのタイミング情報を随時通知し、顧客の求めるきめ細かいサービスを提供している。

また、資金がまだ小さく短期投資が有効な顧客には、株式のさや取り手法にポジションサイジングを取り入れた運用方法推奨し、年間30%以上を目指す『銘柄配信さやナビ』を相場のある日は毎日配信。

さらに、顧客自身が株式投資スキルを高めるための、『日本株式さや取り塾』を開催。
相場の変化に対応し、継続して年間30%以上の運用を目指せる投資家育成に力を注いでいる。

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