株式投資でボロ負けにならないコツ。

株式トレーニングコーチの
池田です。
梅雨の時期を迎え‥
野外のスポーツは、
お天気の顔色を
うかがいながらになります。
でも、この時期は体もうごきやすく
いろんなスポーツが楽しめそうです。
さて、そのスポーツでも対抗競技では、
負けている側は逆転を狙って、
リスクをとって攻めていきますが‥
追いつくどころか‥
さらに深みにはまって‥
結果的にボロ負け‥
こんなことはよくある話しです。
趣味やレジャーのスポーツの
場合は、それでも許されるのですが‥
これが投資となると‥
今日は投資でボロ負けにならない
コツをお伝えします。
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プロスペクト理論
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株式投資やギャンブルで、人が
陥り易い行動を表したものが、
プロスペクト理論。
儲かっている時には、リスクは避け、
損失が出ている時は、大きいリスクを
とってしまうこと。
競馬で例えると、主に本命買いをする人でも、
連続して何レースか外れて、最終レースを
迎えると最後は取り戻そうと、
大穴を狙いにいく行動になります。
また、プロスペクト理論では
、
次のようなことも証明されています。
あなたは次の二つのギャンブルに、
必ずチャレンジをする必要がある時、
各々のギャンブルで、どちらを選びますか?
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【ギャンブル1】
あなたには、100万円が与えられ
、
次のどちらかを選ぶ必要があります。
A=50%の確率で100万円もらえる。
B=100%の確率で50万円もらえる。
【ギャンブル2】
あなたには、200万円が与えられ、
次のどちらかを選ぶ必要があります。
C=50%の確率で100万円失う。
D=100%の確率で50万円失う。
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この二つの質問では、ギャンブル1で
Bを選択した人が、ギャンブル2では、
Cを選んでしまうこと。
この二つのギャンブルでは、両方とも
100%を選んだ時は、残金は150万円に
なります。
ところがCを選ぶと、残金が200万円に、
なる可能性がある半面、残金が100万円
になってしまう場合もあります。
それを考えると、本来ならDの50万円の
損を受け入れることで、ギャンブル1の
儲けと同額の損なので、
与えられた始めの資金合計は維持されるのです。
さらに、ギャンブル2では、
二つの選択肢のどちらとも、利益は望めないのに、
リスクの高い方を選んでしまうことになります。
ではなぜ、ギャンブル1でBを選んだ
人がギャンブル2でCを選ぶのか?
それは人間が持っている潜在意識の
損失回避の行動が出てしまうからです。
その行動は、損の出ている時には、
リスクをとってまで、損失を回避する
逆の行動を選択させてしまいます。
つまり、トータルで考えることが
できなくなり、目先の損得で考えて
しまうことです。
損失時の損失回避行動に
気をつけましょう。
最後までお読みいただき
、
ありがとうございました。