これから株式投資を始める人へ、知っておくべき10の法則 その2
投資に対して『怖い』とか『危険』とかの
先入観を克服するには、知識が必要とその1では
お話ししましたが‥
いくら知識がついても、陥り易い罠が
株式投資には存在するのです。
その罠の名前は、ブランド安全神話!!
大手の証券会社・銀行が扱う商品や、
有名な運用会社が扱う商品のこと。
つまり、のれんという権威が安全で有効と
思ってしまう錯覚のこと。
例えば、食料品に置き換えてみると
判り易いでしょう♪
大根やトマトを どこで買った方が
お値打ちかどうか…
同じ大根やトマトを近くのスーパーで買うのか?
一等地に店を構えているデパートで買うのか?
当然、近くのスーパーで買う方が、
安く買えるのが普通です。
デパートではいろんな経費が
スーパーよりかかるため、
割高になります。
投資でも同じような事が言えるのです。
ブランドには経費がかかるので、
その分を負担するのは
お客様自身であることを
認識することが必要です。
また、投資も原則として売買を行うことで
資産が増やすので、
通常の商いと一緒で安く仕入れて
高く売ることが、収益に繋がります。
そうなると、仲介業者を少しでも減らし
生産者になるべく近いところで買う方が、
お値打ちに買えることになります。
例えば、債権投資を考えた場合、
債権(国債等)の入った投資信託を
買うより、
証券会社から直接、
債権(国債等)を買う方法が、
当然、有利になります。
なぜかというと、もうお判りでしょう♪
同じ債権が入った商品でも、
投資信託ではその信託を組成している
業者等の経費がかかるので、
その分を投資する人が
負担することになります。
つまり、収益性が落ちることになります。
しっかり学んで投資する商品が
見つかったのなら、
ブランド力に騙されず、
できるだけ近くで購入する手段を
探すことが、重要なのです。
ブランドという安全神話に
惑わされないこと。
今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。