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株式投資の本質(4) 正解を求めてはいけない。

 2018/07/05 株式投資の本質
この記事は約 4 分で読めます。 614 Views

先のブログで、銘柄選びより重要なものを
お伝えしましたが、

今日はその補足で、株式投資では
『正解を求めてはいけない』を
お伝えいたします。

さて、正の整数の足し算では

1+1=2になり、

答えの2は、紛れもなく、
正解になります。

この数学的の考え方を株式投資に
当てはめてしまうと、

正解を見つけられる分析法があり、
正しい銘柄を導き出してくれたり、

また、正しい投資法も存在して、
どんな相場状況でも勝てるという、
俯瞰して見ればすぐにも
気づくような罠に…

多くの人は嵌まっていきます。

さてここで、先ほどの足し算と
株式投資の違いを考えてみましょう。

まず、正の整数の足し算!!ですが‥
そもそも整数とは何かということです。

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の
解説によると、

整数は,数直線上に表わせば等間隔に並び,
最大数も最小数もなく,無限で,加法・減法・
乗法について閉じている。

ここでは、難しいことは省略して
数直線上に表わせば等間隔に並びという
ことだけにフォーカスします。

つまり整数1と、整数2の間には、1の間隔が
存在するということです。

まぁ、当たり前のことで、
幼稚園の時くらいから、誰もが
この考えで算数や数学を学んできました。

ところが‥株式投資では…
そうはならないのです。

判り易いところで、株価で、
考えてみましょう。

A社の株価は、前日が1000円で、
翌日に1100円になりました。

さらに…翌日…1200円になりました。

価格の違いは、1日あたり100円です。

これは紛れもなく整数になります。

ところが‥単純に2日で100円づつ、
上がったから、上昇基調♪とは…

言えないのが株式投資です。

それはなぜかというと‥
その時その時に売買に参加した人の数や、
売買した量が違うからです。

例えば、1000円の時、1日にこの株の
売買高が100万円で、1100円の時もこの株の
売買高は100万円。

ところが2日目の1200円になった時の
売買高は1000万円だとすると…

10倍の売買高が起きて、1日で100円、
結果的に上がったことになります。

なぜ、1000万円の売買高になったのか‥
を考えてみると…

1100円~1200円の間を売買ポイントと
捉えている人が大勢いたということに
なります。

ですから…同じ100円の間隔でも
全く違う意味合いになるからです。

つまり、価格差自体は、整数だけれども

価格が決まった時には、
出来高というものがあり、

価格と価格の間隔の中には、
市場心理というものが入ります。

ですから、その間隔は、
いつも違いがあることになります。

つまり、1+1=2にならないかもと
いうことです。

市場に参加している市場心理は
複雑で、それにより出来高も変わり、
同じ上昇幅でも意味合いが変ります。

そこで整数の足し算的発想で
正解が常にあると思って取り組むと
失敗に終わることが多くなります。

株式投資の答えは‥幅があり、
時としては、全く逆のシナリオも
存在します。

だから…一つの正解を探すのは
無駄なこと‥

それより、いくつものシナリオを
持つという発想が一番大切になります。

今日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

 

 

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ライター紹介 ライター一覧

池田 昌弘

池田 昌弘

愛知県名古屋市出身

2000年にベストセラーになったロバート・キヨサキ著『金持ち父さん・貧乏父さん』を読み、ファイナンシャルリテラシーを高めることが人生において大切なことを痛感し、お金の勉強会に参加する。

そして2007年、お金の勉強会から得た知識やノウハウを、多くの人に伝えるために、お金の勉強会のメンバーと共に、投資助言の会社を設立。

世界情勢が変化する中、『安定投資の基本はアセットアロケーションにあり』を掲げ、従来のアセットアロケーションにさらに、ポジションサイジングやマネーポジションという、資産運用で収益を高めるのに有効でリスクを極力抑える手法を提唱。

現在は、比較的資金に余裕がある顧客には、顧客の要望にマッチしたオーダーメイドのアセットアロケーションを提案、さらに相場変化によるアセットの見直し情報や、リバランスのタイミング情報を随時通知し、顧客の求めるきめ細かいサービスを提供している。

また、資金がまだ小さく短期投資が有効な顧客には、株式のさや取り手法にポジションサイジングを取り入れた運用方法推奨し、年間30%以上を目指す『銘柄配信さやナビ』を相場のある日は毎日配信。

さらに、顧客自身が株式投資スキルを高めるための、『日本株式さや取り塾』を開催。
相場の変化に対応し、継続して年間30%以上の運用を目指せる投資家育成に力を注いでいる。

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