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株式、究極の安定投資はあるのか? その1 背景を知る

 2018/10/30 究極の安定投資
この記事は約 3 分で読めます。 980 Views

世界の株式市場は今、不安定な状態が続いています。

その要因の一つがトランプ大統領の登場です。

そして、トランプ大統領は次から次へと
今までの社会構造を覆す発言をしています。

その都度、相場は右往左往する展開が
続いているのが今の現状で、

トランプ相場で、株式投資で勝つことは
至難の業と、嘆きの声も聞こえています。

さて、ここで肝心なことは、
なぜ、トランプ大統領が誕生したのか?

なぜ、トランプ大統領は次々と
今までの社会構造を覆す発言をするのか?

の背景をしっかり知っておくことも
今後の株式投資戦略を練る上では、
必要になってきます。

さて、トランプ大統領は多くのアメリカ人、
特に一般労働者階級の人たちから、
社会を救う”夢と希望“として支持され誕生しました。

それは‥なぜなのか?

それは‥多くのアメリカ人が今まで信じてきた
社会構造が破壊され、深刻な経済格差が広り、
アメリカで普通に暮らしていくことも
難しい状態に置かれているからです。

例を出すと
アメリカでは盲腸の手術に900万円‥
国民健康保険がないため、毎年70万人もの
アメリカ人が、医療問題で自己破産している。

アウトソーシングで工場を海外に移転、
国内の仕事を奪い中流階級が崩壊。

一部の略奪的な資本主義者「グローバリスト」に
より、さらに経済格差が拡がる流れです。

経済格差以外で深刻なのは
左派による極端なポリティカル・コレクトネス
フエミニズム運動の高まりです。

ポリティカル・コレクトネスとは、
人種・宗教・性別などの違いによる偏見や
差別を含まない、中立的な表現や用語を使用すること。

カルフォルニアでは、結婚式を挙げる際に、
夫と妻」の言葉を使うことを法律で
禁止されています。

これは同性愛者への差別・偏見にあたるらしい。

また、12月にお店で「メリー・クリスマス」の
看板を出すと、「キリスト教徒でない人を差別している」と
控訴を起こされる可能性も出ています。

このようにアメリカ人の多くは、
ポリティカル・コレクトネスがない」と、
糾弾されるのを恐れて、

自分の意見をいうことをけています。

そこに登場したのがトランプ大統領。

自分の考え方をはっきり主張する
トランプ大統領に支持が集まったのです。

さて、トランプ大統領、誕生の背景を
考えると、トランプ大統領の発言内容の
意味も少しは判ってきますね。

さて、このような状況下で今後の
株式戦略を練る時に考えておくことは、
根源を見つめることも重要になります。

次にどんなトランプ発言がでるのかを
想定して、それに対応する方策をとる
ことも有効ですが‥それよりも

トランプ大統領が生まれた原因を考えること。

異常な経済格差や
極端なポリティカル・コレクトネスや
フエミニズム運動の高まりは、

アメリカ社会が既に崩壊しかけていて、
その動きは今後も加速するだろうと
考えても間違いはなさそうです。

今後の株式投資の対策は、アメリカ崩壊
頭に入れて立てることが重要になります。

 

 


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ライター紹介 ライター一覧

池田 昌弘

池田 昌弘

愛知県名古屋市出身

2000年にベストセラーになったロバート・キヨサキ著『金持ち父さん・貧乏父さん』を読み、ファイナンシャルリテラシーを高めることが人生において大切なことを痛感し、お金の勉強会に参加する。

そして2007年、お金の勉強会から得た知識やノウハウを、多くの人に伝えるために、お金の勉強会のメンバーと共に、投資助言の会社を設立。

世界情勢が変化する中、『安定投資の基本はアセットアロケーションにあり』を掲げ、従来のアセットアロケーションにさらに、ポジションサイジングやマネーポジションという、資産運用で収益を高めるのに有効でリスクを極力抑える手法を提唱。

現在は、比較的資金に余裕がある顧客には、顧客の要望にマッチしたオーダーメイドのアセットアロケーションを提案、さらに相場変化によるアセットの見直し情報や、リバランスのタイミング情報を随時通知し、顧客の求めるきめ細かいサービスを提供している。

また、資金がまだ小さく短期投資が有効な顧客には、株式のさや取り手法にポジションサイジングを取り入れた運用方法推奨し、年間30%以上を目指す『銘柄配信さやナビ』を相場のある日は毎日配信。

さらに、顧客自身が株式投資スキルを高めるための、『日本株式さや取り塾』を開催。
相場の変化に対応し、継続して年間30%以上の運用を目指せる投資家育成に力を注いでいる。

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