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段取り9分の株式投資その2

 2018/11/06 段取り9分の株式投資
この記事は約 4 分で読めます。 366 Views

株式投資の手順書をつくりにあたって、

まず重要なのは、あなたの株式投資の
目標や
スタイルを予め決めておく
必要があります。

リスクを果敢に取って、大きな収益を
狙うのか?
それともリスクを極力迎えて、
安定的な収益を
継続的に狙っていくのか?など。

様々なパターンがありますが、
ここでは、
誰もが行うことのできる、
安定的な収益を
継続的に狙っていく方法についての

手順書を作りながら解説していきます。

安定的に継続的に収益を狙える方法となると、

まず、現在の相場状況中でどうしたら可能か
どうか
考える必要がでてきます。

手順書1
まずは、安定的にということに
フォーカスしましょう。

まずは、明日の株価が上がるか下がるか
予想が難しい株式相場で、
安定した結果が
得られる投資手法は何かを考えることです。

その時の条件として、あなたがいつも相場を
見ていられるのか
どうかも重要な要素に
なりますが、

ここでは、昼間は仕事や家事で相場を
四六時中見ている
ことができない条件で
考えていきましょう。

どちらに変動するか判らない相場状況で、

安定的な結果が得られる方法となると
方法は限られてきます。

その代表的なのは、ロングショート戦略に
なります。

ロングショート戦力とは売りと買いを
同時に持つ方法です。

この方法は、相場が上がった場合は、
売り銘柄は損失が
でますが買い銘柄は収益が
期待できます。

逆に相場が下がった場合は、売り銘柄には
収益が期待でき、
買い銘柄は損失になる場合が
多くなります。

つまり相場が上下しても
ロングショート戦力では、
一方に損失が出たと
してもう一方は収益が出ることにより、

大きな損失を一度で被ることを避けられます。

さらにいえば、ショック時は金額の高い方が

比率的により下がり易いことを考慮に入れて、

売り銘柄を買い銘柄より少し高い金額にして
おくと
収益さえも狙えます。

次に継続的にフォーカスしましょう。

ここで重要なことを、勝率を五分五分と
考えてみることです。

その中で、最大許容損失つまりあなたが
負けたとしても、
相場に留まれる金額を決め、
資金配分をしておく必要があります。

継続的にを可能にするには、まずは相場から
退場せずに、
常に投資をできる状況が必要なのです。

例えば、資金を6分割しておくとか8分割して
おくとかです。

この計算方法は後の章で説明するとして、

資金を8分割しておくと勝率を5分5分で
考えておくと
理論的に一気に最大許容損失
には届きません。

ここまでの手順書の考え方は、
リスクに対して
どうしたら資金を守れるかでした。

そして手順書として最後に考えるのが

収益を狙う方法になります。

勝率が五分五分で利益を出す方法と考えると、

答えは一つしかありません。

負けを小さくして、勝ちを大きくすること。

そのためには、手仕舞いのルール作りが

大切になります。

損切りのルールは二つもあれば事足りますが、

利益確定のルールはパターンを幾つか想定して

作っておく必要があります。

そしてこの利益確定ルールが収益のキモに
なってきます。

————————-

手順書1の要点(目標やスタイルから考える)

安定的:ロングショート戦略

継続:資金配分

収益:手仕舞いルール(利益確定ルール)

————————–

次回は資金配分の手順書を
掲載していきます。

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

 


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ライター紹介 ライター一覧

池田 昌弘

池田 昌弘

愛知県名古屋市出身

2000年にベストセラーになったロバート・キヨサキ著『金持ち父さん・貧乏父さん』を読み、ファイナンシャルリテラシーを高めることが人生において大切なことを痛感し、お金の勉強会に参加する。

そして2007年、お金の勉強会から得た知識やノウハウを、多くの人に伝えるために、お金の勉強会のメンバーと共に、投資助言の会社を設立。

世界情勢が変化する中、『安定投資の基本はアセットアロケーションにあり』を掲げ、従来のアセットアロケーションにさらに、ポジションサイジングやマネーポジションという、資産運用で収益を高めるのに有効でリスクを極力抑える手法を提唱。

現在は、比較的資金に余裕がある顧客には、顧客の要望にマッチしたオーダーメイドのアセットアロケーションを提案、さらに相場変化によるアセットの見直し情報や、リバランスのタイミング情報を随時通知し、顧客の求めるきめ細かいサービスを提供している。

また、資金がまだ小さく短期投資が有効な顧客には、株式のさや取り手法にポジションサイジングを取り入れた運用方法推奨し、年間30%以上を目指す『銘柄配信さやナビ』を相場のある日は毎日配信。

さらに、顧客自身が株式投資スキルを高めるための、『日本株式さや取り塾』を開催。
相場の変化に対応し、継続して年間30%以上の運用を目指せる投資家育成に力を注いでいる。

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