『緊急事態宣言』で「悪材料出つくし」となるか?
緊急事態宣言がここ数日で発表される
見通しになりました。
そうなると株式市場はどうなるのか?
個人投資家にとって一番関心があることでしょう。
感覚としては、ネガティブなニュースなので、
今より更なる下落を招く‥というイメージですが‥
マーケットが、今回は「織り込み済み」「想定内」、
または、「悪材料出つくし」と捉えると、
下落どころか上昇もあるのが、株式市場の難しい
ところです。
重要なのは、今回のコロナ相場は、もっと俯瞰して
見る必要があるのではと考えます。
世界経済は現在‥先進国はほぼ止まっていること。
世界の多くの上場企業の今期の業績は、見込めないこと。
当然、配当などもでない企業もおおくなります。
また、コロナ危機で借金は増え、財務内容の悪化は
避けられません。
このことは、今のところ表面化してきませんが、
コロナ感染がピークを越えた段階で、以前の
状態に企業の経済活動が戻ることが如何に難しい
のかが、見えてくると考えます。
今後の株式市場の全体像を考えると、
やはり、まだまだ下落し、日経平均では
1万5千円は切ることは確実とさえ推測します。
この予想が外れれば幸いですが、コロナ感染対策と
一緒で、最悪を考えておくことが重要でしょう。
さて、表題の『緊急事態宣言』で「悪材料出つくし」
となるか?ですが‥
結論は、まだまだこれからが、実経済の停滞が
本格的に起こるはずです。
それでも、マーケットは『緊急事態宣言』に
株価上昇の反応をすることもあるかもしれません。
しかし、今回の上昇は、株価の反転ポイントと
捉えるのは時期尚早。
これからまだくるだろう下落相場に備える時間を
すこしもらったと考えて、行動していきたいと
思います。
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