1. TOP
  2. シニアの株式投資に必要な、5つの心得(その3)

シニアの株式投資に必要な、5つの心得(その3)

シニアの株式投資
この記事は約 3 分で読めます。 277 Views

今日は、シニアの株式投資に必要な、
5つの心得その3、
「余裕資金と思ってリスクを取り過ぎない」
をお届けします。

見ているとシニア世代の方の傾向として、
以外にリスクを取り過ぎてしまう人を多く
見かけます。

既に老後の蓄えもあり、今後の人生設計も
できていて、さらに余裕資金のある方に
多く見られます。

投資にリスクはつきもの!!

リスクを取らないと
リターンは得られない!!

と、本来なら少し躊躇する場面でも、
今までの人生で、いくつかチャンスを逃して
きた体験がそうさせるのか、

シニア世代は意外にリスクを取ってし
まいます。

さて、ここで大きな勘違いがあります。

それは、投資ではリスクが高ければ
リターンも大きいという定義は成り
立たないことです。

ハイリスクだからといって、リターン
は必ずしも大きくはならないのが株式
投資なのです。

ハイリスクなものは、ハイリターンを
得られる可能性はあるけれど、

その確率は意外に小さいことが多いと
考えた方がよいのです。

ですから、ハイリスクを取ることは、
資産を大きく減らす可能性が高まります。

ここで考えないといけないことは、いくら
余裕資金があるといっても、減らした資金
を元に戻せるのに

どのくらいの時間が必要なのかを
考えておくことが大切になります。

例えば
ヘッジファンドのトレーダー達は、
資金の15%以上を飛ばしたら…

1年以内にそれを取り戻すことは
難しくなるといわれ、クビになります。

そう考えると、プロ達でさえ15%の損失が
でると1年間で取り戻すのが難しいなら、

個人投資家も、損失は15%以内に
抑えた方が良いと考えるべきでしょう。

それ以上だと、取り戻すのに
2年も3年もかかるかも…

そして、この15%以内を考えると、
おのずとリスクを大きく取ることは
できなくなります。

逆に15%を分散して
考えるようになります。

つまり1回の投資で…
リスクを2%くらいにするとか!!

このようにして、いつでも
取り戻せる範囲にしておくことが
大切になります。

1年間で取り戻せるリスクにすることを

頭に入れておきましょう。

 

無料のさや取り銘柄配信が毎日届くメルマガ

「さや取り投資の教科書&投資情報」無料メルマガ

\ SNSでシェアしよう! /

サヤ取り投資の教科書の注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

サヤ取り投資の教科書の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

池田 昌弘

池田 昌弘

愛知県名古屋市出身

2000年にベストセラーになったロバート・キヨサキ著『金持ち父さん・貧乏父さん』を読み、ファイナンシャルリテラシーを高めることが人生において大切なことを痛感し、お金の勉強会に参加する。

そして2007年、お金の勉強会から得た知識やノウハウを、多くの人に伝えるために、お金の勉強会のメンバーと共に、投資助言の会社を設立。

世界情勢が変化する中、『安定投資の基本はアセットアロケーションにあり』を掲げ、従来のアセットアロケーションにさらに、ポジションサイジングやマネーポジションという、資産運用で収益を高めるのに有効でリスクを極力抑える手法を提唱。

現在は、比較的資金に余裕がある顧客には、顧客の要望にマッチしたオーダーメイドのアセットアロケーションを提案、さらに相場変化によるアセットの見直し情報や、リバランスのタイミング情報を随時通知し、顧客の求めるきめ細かいサービスを提供している。

また、資金がまだ小さく短期投資が有効な顧客には、株式のさや取り手法にポジションサイジングを取り入れた運用方法推奨し、年間30%以上を目指す『銘柄配信さやナビ』を相場のある日は毎日配信。

さらに、顧客自身が株式投資スキルを高めるための、『日本株式さや取り塾』を開催。
相場の変化に対応し、継続して年間30%以上の運用を目指せる投資家育成に力を注いでいる。

池田昌弘  記事一覧

  • 1ペア仕掛け

  • 日経平均は-197.03円の22587.01円

  • 中国包囲網の準備完了?

  • 4ペア手仕舞い2ペア仕掛け

関連記事

  • もし、あなたがシニア世代でも、あなたの脳は現役バリバリ

  • 常識を疑う癖をつける!!(シニア投資編その1)

  • シニアの株式投資 今からのマイナスは命取り

  • シニアの株式投資に必要な、5つの心得(その1)

  • シニアの株式投資に必要な、5つの心得(その2)

  • 時間をかせげるから安定運用できる