「チェリー・ピッキング」NYダウは-622.03ドルと暴落
都合がいい傍証だけをつなぎ合わせて自説を
補強することを、
「チェリー・ピッキング(サクランボ摘み)」
トランプ大統領の常套手段。
4/30 トランプ大統領に記者会見で記者が質問。
「「中国・武漢の研究所が
新型コロナウイルスの発生源だと強く
確信させる何か(つまり証拠)を見たのか?」」
「証拠を見た」と発言。
これにより米国と中国の外交問題及び
コロナ過の中、経済問題にも大きな影響を
及ぼしそうと、5/1のNY市場は大きく暴落
しました。
また、情報機関と公式声明が大統領発言と
食い違うことも問題。
さらに、情報機関に対して、発生源となる
証拠を集めよと圧力をかけていることも
リークされていて、
「スパイ工作では発生源は特定できない」と
情報機関からの返答まであるらしい。
トランプ大統領は再選に向け、コロナ感染者が
世界最大、死亡者も世界最大という状況の中、
初期段階の対応ミスを、覆い隠すためにも
中国陰謀説を作り上げたいシナリオでしょう。
問題は、この発言により米中間に今まで以上の
大きな障壁が生まれると、コロナ過の中、
経済回復の道のりさえも見えなくなってくる
ことを、市場は警戒しています。
今のところ、中国政府は静観していますが
今後、この問題に市場も振り回される可能性が
出てきました。
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