週末の相場寸評20200404
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週末の相場寸評
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4/4朝のNYダウは前日比-360.91ドルの
2105.53ドル。
シカゴ日経平均先物は-120円の17700円、
ドル円は、108.47円、ユーロ円は117.21円。
週末の株式市場はNY市場、ユーロ圏市場とも
下落で終わった形です。
サウジとロシアがトランプ氏の仲介で
原油生産の減産に応じるとのことで、
20ドル付近で留まっていた原油価格も
28.97ドルまで上昇してきました。
それによりややドル高に市場は変わりましたが、
株式市場のリスクオフを止める効果まではなく
今後も下降基調は続くと予想されます。
さらに、原油価格が40ドルを切っている現在、
原油生産国の全て赤字になり、原油生産国の
経済に著しく大きな影響が出てきています。
そのため、世界の株式市場の10%をオイルマネー
といわれた保有株式資産を売却しないと国の
経済が回らなくなっている生産国もあり、
原油価格が今の水準ではオイルマネーの
株売却が明日にでも起こる可能性も。
来週の株式市場、コロナ感染拡大の影響
だけではなく、オイルマネーの株式売却
リスクもあり、混乱は続きそうです。
まずは週明けの日本市場は下落から、
この土日のコロナ感染拡大の大きさにより、
暴落もありえる状況です。
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