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勝者と敗者が分かれるコロナ相場。

 2020/04/07 個人投資家の教科書
この記事は約 3 分で読めます。 222 Views

最近の3ヶ月のコロナ相場、ウォール街の
大手金融機関のトレーディング業績も
勝者と敗者がはっきりと分かれているらしい。

 

ここ何年もの間、総じてトレーディング成績は
同じ方向で推移してきました。

 

ボラティリティの上昇と市場の混乱で取引高は
大きくなりその結果、勝者と敗者がでることに。

このことは個人投資家にも当てはまります。

但し、個人投資家の勝者と敗者には、ウォール
街の大手金融機関のほんの少しの差で勝者と
敗者が分かれたのとは違い、決定的な違いが
存在します。

 

一つは、今回のコロナ感染のリスクの大きさを
早めに想像できたのかどうかと、

コロナ相場の混乱が起きてからも、相場を常に
観察していたかどうかの2点になります。

 

コロナ感染拡大ニュースが世界に広がり、
株式市場が最初に大きく下落した段階では、
損失を防ぎ入れなくても、

その時、これは大変なことになると、
コロナ感染のリスクを大きく見積ることがで
きれば、最初の暴落で被害を抑えることも
できたはず。

また、その後の暴落を高騰を繰り返しながらの
相場も、良く観察していれば、いくらでも
逃げれたタイミングはあったはずです。

 

それどころか、暴落や高騰が繰り広げられた
相場を観察していればハッキリと動きが
わかる場面も。

損失を取り戻せたどころか、上手くすると
プラスにできたチャンスも存在しました。

 

相場が混乱した時の個人投資家の勝者と敗者
の差は、暴落した要因リスクを、過少に見積
もってしまうことと、

既に出ている損失を見ることが怖くなり、
相場を見なくなることです。

 

逆に考えあれば、リスクの過少評価と、見ない
ふり‥が敗者の理由ならば、

リスクを大きく見積もり、混乱する相場の
観察を続ければ、勝ち組に入れる条件は揃う
ことになります。

 

相場を常に観察する、株式投資の原点こそが
コロナ相場で勝ち組になる鍵になります。

 

 

 

 

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ライター紹介 ライター一覧

池田 昌弘

池田 昌弘

愛知県名古屋市出身

2000年にベストセラーになったロバート・キヨサキ著『金持ち父さん・貧乏父さん』を読み、ファイナンシャルリテラシーを高めることが人生において大切なことを痛感し、お金の勉強会に参加する。

そして2007年、お金の勉強会から得た知識やノウハウを、多くの人に伝えるために、お金の勉強会のメンバーと共に、投資助言の会社を設立。

世界情勢が変化する中、『安定投資の基本はアセットアロケーションにあり』を掲げ、従来のアセットアロケーションにさらに、ポジションサイジングやマネーポジションという、資産運用で収益を高めるのに有効でリスクを極力抑える手法を提唱。

現在は、比較的資金に余裕がある顧客には、顧客の要望にマッチしたオーダーメイドのアセットアロケーションを提案、さらに相場変化によるアセットの見直し情報や、リバランスのタイミング情報を随時通知し、顧客の求めるきめ細かいサービスを提供している。

また、資金がまだ小さく短期投資が有効な顧客には、株式のさや取り手法にポジションサイジングを取り入れた運用方法推奨し、年間30%以上を目指す『銘柄配信さやナビ』を相場のある日は毎日配信。

さらに、顧客自身が株式投資スキルを高めるための、『日本株式さや取り塾』を開催。
相場の変化に対応し、継続して年間30%以上の運用を目指せる投資家育成に力を注いでいる。

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