経済ニュースの質が変わってきた
今日の14時ごろ、米国のコロナ感染者数や
死亡者数の統計大幅修正があり、
感染者数も死亡者数も大きく増加。
終息に向かう期待も一転。
今後の米国の状況が危惧されます。
さて、一方日本でも、製鉄所の高炉を
停止するニュースも入ってきました。
高炉を止めることは、製鉄所としても
再度、活動させるのに時間とお金もかかり、
よほどのことがないと、止めないものです。
高炉を持つ製鉄所は、自動車メーカーや、
建設業界など鉄を多く使用するところの、
年間生産計画を事前に知り、それに合わせ
操業しています。
通常は1年から2年の生産計画で動いています。
昔から、鉄は基幹産業といわれ、鉄が使わ
れると、景気が良くなるといわれたものです。
今回はその逆です。
このニュースは、自動車産業も含め、
鉄を使う業界が、大きく減産を余儀なくされ、
たから起こったのでしょう。
実経済の先行きが、1年どころではなく
その先も見通せない可能性があることの
裏返しですね。
今月後半から5月半ばは、上場企業の
決算発表の時期。
コロナの影響が明確に出てきそうで
少し怖いくらいです。
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